加藤美紀 新作がレフグラフ ファイン版画で登場!

国内外のさまざまな展覧会に参加している加藤美紀の新作版画 5点がOnline Shopに追加されました。

【加藤美紀プロフィール】

埼玉県出身。女子術大学卒業。イラストレーターとしてのキャリアを経て、2012年、天明屋尚のプロデュースによる初個展を契機に、本格的に画業に乗りだす。

モダンな女性像の表現

加藤の描く女性像は古典的な着物とは対照的に、大正・昭和初期の「アンティーク着物」からインスパイアされたモダンで斬新な着物をまとう。その着こなし方もまた、艶やかで自由なスタイルであり、視覚的に美しいだけでなく、自立した女性の生きる姿勢・心意気を表現している。和装デザインには時代ごとの風潮や嗜好が反映されることは言うまでもないが、風景や街景にはさりげなく歴史的建造物などが盛り込まれ、観る者は人物像とともに時代の変遷へも思いを馳せることになる。

深淵な世界観

一方で、叙事詩的な日本の伝統文化がその根底にある加藤の作品は、数々の神話や寓話、アニミズムとも 深く連鎖し、転生という生命の循環へと繋がっている。「自然や生命の循環」を探求することを主軸にした独特の時空設定においては、時の流れや新古共存のみならず、日常と非日常、現実と異界、などの「境界」が巧妙に融合されており、一見鮮明で具象的な筆致とは相容れぬ深淵な世界観を形成している。

多彩な活動

現在、国内外の個展やグループ展をはじめ、老舗着物メーカーとのコラボレーションで新たな着物を作出するなど、デザイナーとしてもその審美眼を発揮している。

Gallery MUMON「鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)」や「FUTURE CLASSIC」にも参加。スケジュールは、下記のGallery MUMONのページ、アートカフェイベント情報でご確認ください。
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